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今月のトピックス:前払いの経費についてお話させていただきます。

今回は前払いの経費についてお話させていただきます。

決算間際になって利益が出ている場合に、節税策として使える方法に「前払費用」というものがあります。

前払費用とは文字通り、費用を前もって支払う事です。

ある程度は知られた方法ですので、皆様の中でもお聞きになったことがある方もおられるでしょう。

例えば、賃貸のテナント料の1年分を前払いするとか、事業用車両の保険料を1年分払うというような事です。

この方法は実際に有効な節税対策になることもあるのですが、細心の注意を払う必要があります。

まず勝手に払ってはダメです。きちんとした契約に基づいて払うことが大切です。

家賃を1年分前払いする場合は、賃貸契約書にその旨が記載されていることが必要です。

そして1年以上の前払いはダメです。

つまり2年分や3年分を一度に払うと、そのうち1年分の前払いだけが認められるのではなく、全体がその期の経費でなくなります。

さらに規定は『1年以内の前払いはOK』という内容ですので、仮に6月30日決算の会社が6月中に翌年5月31日が期日の保険を前払いするのであれば、それは1年以内ですからOKです。

似ているケースで6月中に翌年7月31日期日の保険を払うのであれば、それは1年を超えて払うので、前払いで1年分を経費にすることはできません。

他にも、色々とダメになる規定があります。

そして税務当局も、もちろん注目していますから指摘を受ける確率は高くなります。

ですので、細心の注意がいるわけです。

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